■「利益が見える戦略MQ会計」が2009年に出版され、
『MQ会計(※注 』という名称が広く知れ渡るようになりました。
※注)『MQ会計』は、これを考案開発された西順一郎先生の会社、
株式会社西研究所の登録商標です。
P、V、M、Q、PQ、VQ、MQ、F、G は
西順一郎先生の著作物です。
そして、ある税理士の方からメールをいただきました。
了解を得て掲載した当時のメルマガです。
【 マトリックス通信 2010年1月12日号・ある税理士の本音 】
メルマガで「利益が見える戦略MQ会計」の出版を知り期待していました。
書店に予約をして発売日に購入、すぐに読みました。
私のMQ会計に対する勝手な見解を述べたいと思います。
○「儲けるためには」と考えた場合たしかに今の制度会計は向いていない
しかし、現状は税務会計のデータを使わざるをえない
○これまでの考えを大きく変えなければいけないため、かなり抵抗がある
○利益感度分析はわかった、日次決算もわかった、
それを顧客に指導したとしても、
MQ最大化のための具体的な行動までは指導できない
というような、ネガティブな考えも頭に浮かびました。
それでも、私のセミナーやお客様の指導に使わせていただいています。
そのうえで、さらに勝手な見解を述べると、
○これまでの税理士のやり方や会計には、
たしかに科学的でない部分があるが
しかし、税理士の影響力などを考えると
多くの企業に戦略MQ会計を普及させるためには
その力を使わざるを得ない
○宇野先生や少数の人だけではマンパワーに限界がある
○MG研修は1泊2日と時間がかかる
そこで、戦略MQ会計を普及させるために、
税理士向けの講座を開いていただけないでしょうか。
勝手なことをいろいろ書かせていただきましたが、
期待しておりますので、よろしくお願い致します。
■私自身、企業に伺ってMQ会計導入のお手伝いをしていますが、
たしかに限界があります。
MQ会計は会社の業績アップ、社員の幸せにまで繋がります。
しかし、
「ほんとうに使ってほしい小規模企業や個人事業主の方たちに
MQ会計を浸透させるには、一番身近な存在の税理士に
【ほんとうに役に立つMQ会計】を理解してもらう必要がある」
と、常々考えていました。
■2013年4月、東京で「MQ会計【基礎+活用編】」のセミナーを
開催したときのことです。配付する資料に、彼のメールを載せました。
MQ会計に熱心な税理士がいる、ということを紹介したかったからです。
そのときです。
目の前に座っていた一人の税理士が、
「あっ、それ、私が書いたものです」
「えーっ、そうだったんですか?」
文章の内容だけが頭に残っていて、
誰からもらったメールか、まったく記憶になかったので、
セミナー会場にいた誰よりも、私が一番驚きました。
「えっ、ほんとに?」
何度か聞き返しました。
その後も、頭から離れません。
一度会って話を聞きたくなりました。
★
それがきっかけで、職業会計人の方たちにも十分に満足していただける
【戦略MQ会計講座・活用+実践!応用編】を開催することにしました。
MQ会計を活用して何とかしたい、という会計人の方はぜひ、ご参加ください。
日程、セミナー内容などの詳細はこちらです。