Vol.292【第1話・あるホテルでの出来事】

 【第1話・あるホテルでの出来事】

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 ■□   社長のための会計学 【 マトリックス通信 】

 ■■   Vol.292 2012/04/25

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■あるホテルでの出来事です。

 全国にチェーン展開しているビジネスホテル、

 「フロントも支配人も全員女性」で知られているホテルです。

 ところが、あるときから

 フロントに男性の姿が目に付くようになったのです。

 

 女性にとってはきつい仕事なのかな、

 徐々に男性に移行するのかな、

 

 と思っていたある日、

 いつもフロントにいる男性に聞いてみました。

 お互い顔なじみです。

 

 ☆最近、男性が目立ちますね

 

 ★はい

 

 ☆フロントは女性では大変なのですか?

  夜間は危険なことも多いのでしょう?

 

 ★フロントは3日おきの交替性です

  酔ったお客さんから絡まれることもありますし

  クレームを言われることもあります

 

 

■ある日、私はロビーでパソコンを広げて

 仕事をしていました。

 

 ちょうど交替の時間、彼が私服に着替えて出てきたのです。

 回りには誰もいません。

 

 ☆お帰りですか?

 

 ★はい、これから家に帰って寝ます

 

 ☆重労働ですものね、お疲れ様でした

 

 このような会話をしていたのですが、

 なんとこの後、

 とんでもないことを言い出したのです。

 

 まとめると次のようになります。

 

 ○彼は本来の部署は裏方、

  蛍光灯の交換や部屋の修繕などを担当している

 

 ○ある日突然、フロントに移るように言われた

 

 ○自分は人と接するのが苦手

  できればフロント業務はしたくない

 

 そしてなんと、

 

 ○この店舗は業績が悪く経費節減を厳しく言われている

 ○そして自分の給料は安い、、、と

 

 絶対に言ってはいけない自分の会社の愚痴を

 なんと【お客様】に言ってしまったのです。

 

 

■じつはそのことがはっきりしたのが

 先日泊まった、関西の同じ系列のホテルでした。

 

 フロントにいる男性の、おどおどしたいかにも素人のような会話、

 教育を受けていない感じが伝わってきます。

 

 「現場からいきなりフロントに配置転換された」というのが

 明らかにわかります。

 

 現場の人がフロントに来ると何がおきるか、、、

 

 ○依頼した伝言が伝わらない

 ○いつもと感覚が違う

 ○お客がむっとするような言葉を使う

 ○お客がむっとするような対応を平気でする

 

 あまりにも対応が気になったので、

 支配人はいますかと聞いたところ、

 

 「いま、支配人はいらっしゃいません」

 

 ここで一句

 

 ★お客より、大切なのは、自分の上司

 ★お客より、自分の成績を重視する支配人

 

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■教育研修、人材育成もさまざまです。

 

 ○しつけ・マナー

 ○資格、免許の取得

 ○実務のための知識や技術などの習得

 ○実務遂行のためのスキルアップ訓練

 ○新しい知識や技術の講習

 

 しかしその結果、

 

 ○人の言うことを聞かない

 ○言われたことができない

 ○考えて行動しない

 ○創意工夫ができない

 ○あたり前のことができない

 ○自覚が足りない

 

 ときどき考えます。

 

 企業で行う教育研修は

 本当に組織、社員にとって役に立っているのでしょうか?

 何をもって教育研修の効果と考えるのでしょうか?

 

 同じ内容、同じ話でも、それぞれの立場(社長と社員)では

 受取り方が【まったく】違います。

 

 最後は、その人【本人】です。

 

 

■さて、次回は、

 

 全国展開している、あるレストランでのことです。

 

 そこでもまた、、、

 

 社長が聞いたら激怒するような出来事が、、、

 

 【第2話・あるレストランでの出来事】

 

 お楽しみに。

 

 

 

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