Vol.358【戦略会計STRACの話】

 【戦略会計STRACの話】

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■□  戦略MQ会計・DC・マトリックス会計

■□   社長のための会計学 【 マトリックス通信 】 

■■   Vol.358 2014/10/14

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■『MQ会計』は、これを考案開発された西順一郎先生の会社、

 株式会社西研究所の登録商標です。2005年に商標登録されました。

 それまでは「戦略会計STRAC(ストラック)」という名称でした。

 

 STRACとMQ会計の大きな違い、

 それは「率」があるかないかです。

 

 戦略会計STRACは当初、「経営分析」をもとに作られたので

 「P、vP、mP、Q、F、G」という構造でした。

 

  P:販売単価

  vP:単位当たり原価(v×P)

  mP:単位当たり粗利(m×P)

 

  Q:販売数量

 

  PQ:売上高(P×Q)

  vPQ:原価(vP×Q)

  mPQ:粗利総額(mP×Q)

  F:固定費

  G:利益

 

  v:原価率

  m:粗利率

 

 

 かりに、Pが100円、原価率vが60%、粗利率mが40%だとすると

 単位当たりvPは60円(100円×0.6)、

 単位当たりmPは40円(100円×0.4)になります。

 

 ところが、

 西先生は「vP、mP」の部分に重大な不具合があることを発見します。

 

                ・

 

 ・売上高経常利益率

 ・流動比率

 ・総資本回転率

 ・自己資本比率

 ・限界利益率

 

 そして

 

 ・利益を増やすには「利益率のアップ」が重要

 ・利益率の良い商品を売れば儲かる

 ・経常利益率20%を目指そう

 ・総資本利益率は10%以上が望ましい

 

 会計に携わっている人たちは、率で考えるクセが身についています。

 

 利益を増やすには

 

 ・利益率を上げる

 ・労働分配率が高い

 ・原価率を下げる

 

 PQが一定ならば(伸びない状況では)m率(粗利率)を上げるしかない

 あるいはv率(原価率)を下げるしかない

 m率を上げれば、あるいはv率を下げればmPQ(粗利益)は多くなる

 

 という発想が、この先の経営を考える上で問題だったのです。

 

                ・

 

 私は長年、税務会計の世界で仕事をしてきました。

 ですから、率を使った「STRAC」は、とても素晴らしいと思いました。

 

 ところが、途中から率がなくなりました。

 vPQはVQに、mPQはMQに変わったのです。

 

 私にとって、これは大変な問題でした。

 

 「なぜ、西先生は率を取り除いたのか」

 

 私がMQの本質を理解するようになるまで1年間を要します。

 これまでの税務会計の専門知識が大きく邪魔をしたのです。

 

 会計に詳しくない経営者の方ほどMQ会計の理解度は早いのですが、

 銀行マンや経理マンそして会計人は会計の専門知識があるがゆえ、

 儲けるための会計を理解するのにマイナススタートになってしまうのです。

 

 専門的な会計の知識は「儲けの本質」を見えにくくします。

 

 会計(決算書)で計算する経営分析(率)は、結果です。

 経営は「額」で考えなければなりません。

 

 

 次週は、

 

 「MQ会計を経営に活かしていく上での考え方について」です。

 

                ・

 

 ※)STRACは、西順一郎先生がソニー在籍中に

   ストラテジー(戦略)とアカウンティング(会計)の

   二つの単語を組合せて作った造語です。

 

 ※)昭和53年にソーテック社から出版された「人事屋が書いた経理の本」は

   今でも当時のままです。修正されていません。

 

 ※)「戦略会計」「STRAC」は現在、

   マネジメント・カレッジ株式会社の登録商標です。

 

 

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▼経営分析は【結果】です。

 業績がよくないから分析値も悪くなるのです。

 利益が出て業績が上がれば分析値は勝手によくなります。

 

 MQ会計は、財務会計や管理会計と発想やスタートがまったく異なります。

 社長のための会計です。

 

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 ※)本製品はMG(MQ戦略ゲーム)の開発者であり、

   MQ会計の考案者である西順一郎先生の許諾を得て

   株式会社アイティーエスが開発販売しています。 

 

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【発行元】株式会社アイティーエス http://www.mxpro.jp/

【発行責任者】宇野 寛  

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