Vol.406【MQ会計の原点のはなし】

 【MQ会計の原点のはなし】

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■□  戦略MQ会計・DC・マトリックス会計

■□   社長のための会計学【 マトリックス通信 】

■■   Vol.406 2016/03/03

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■MQ会計は【要素法】です。5つの要素からできています。

 

 では「なぜ5つの要素なのか」、

 私は会計事務所を辞めたあと、コンピュータープログラムの開発に

 20年間携わってきました。

 その後、MQ会計を本格的に学び始めたとき、

 MQ会計は「5つの変数」から成り立っていることに気が付きました。

 

 変数?

 

 中学の数学で習った一次関数、「y=ax+b」

 この式のxとyは変数です。(aとbは定数です)

 

 MQ会計もじつはこれと一緒で

 P、V、Q、F、Gの5つの変数(注1)から成り立っています。

 Mは要素に含まれていません。

 

 (注1)変数と定数の違い

   変数とは、値が変化するもの。これに対して定数は、

   値が変化しないもの。値が固定されているもの。

   プログラムで使う変数には名前を付けることができます。

   その名前がP、V、Q、F、Gの5つです。

 

 

■そうすると次の数式が成り立ちます。

 

 (P-V)×Q-F=G

 

 [×]の記号は数学では省略してもいいので、

 

 Q(P-V)-F=G

 

 これを展開(注2)したものが次の式です。

 

 PQ-VQ-F=G

 

 両辺にVQとFを足せば、

 見慣れた「企業方程式(注3)」が出来上がります。 

 

 PQ=VQ+F+G

 

 

 (注2)展開と因数分解

  展開とは a(x+y)を ax+ay にすること

  因数分解とは ax+ay を a(x+y) にすること

 

 (注3)「企業方程式」は、株式会社西研究所の登録商標です

 

 

■MQ会計の図表をそのまま表したのが次の式です。

 

 (P-V)×Q-F=G

 

 

 

 

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 ★さて、ここまで読み飛ばしたひとは手を挙げてください。^^

 

  ということで、MQ会計はじつは【数学】なのです。

 

 

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 難しい単語や数式が出てきたとたんに、読みたくなくなります。

 専門書が良い例です。

 

 

■先日、ある会計事務所がMQ会計のセミナーを行った際に配付したという

 資料を見せてもらいました。

 そこには次のような記述がありました。

 

  「MQ会計ではP、V、Q、F、Gの5つの要素で経営を考えます。

 

   G(利益)を最大化するには

 

   1.Pを上げる

   2.Vを下げる

   3.Qを増やす

   4.Fを下げる

 

   この4つの方法【しか】ありません。」

 

 

 なるほど、

 

 しかしこれは間違いです。

 

 MQ会計は、数学です。

 入試で出る数学の試験問題は、

 答えを出すための【過程】を重要視します。

 

 それはMQ会計にも当てはまります。

 

 この先どうするか、社長方はつねに考えています。

 数字で考えなければならないことも多いはず。

 そのときにMQ会計が役に立ちます。

 

 この先をMQ会計で考えることそのものが、

 数学で経営を考える、ということです。

 「数学的思考の訓練」です。

 

 しかも、ただの数学ではありません。

 

 

 Pを上げれば、Vを下げれば、Qを増やせば、Fを下げれば、

 たしかにGは増えるでしょう。

 さて、現実の経営ではそう簡単にいくでしょうか。

 

 会計事務所で考えてみましょう。

 

 Pを上げる、すなわち毎月の顧問料を引き上げるということです。

 Vを下げる、会計事務所はもともとVはゼロ、下げようがありません。

 Qを増やす、関与先企業を増やすということです。

 Fを下げる、事務所職員のボーナスを減らすことです。

 

 さあどうなるでしょうか?

 

 

■P、V、Q、F、Gに数字だけを当てはめて計算したところで、

 しょせん数字遊び、机上の空論です。

 

 企業にはそれぞれ数字だけでは判断できない要素がたくさんあります。

 ここを考慮しないで、現実の経営を語ることはできません。

 

 ではつぎのような会社があったとします。

 あなたが社長だったらどの会社が良い会社だと思いますか?

 理由も一緒に考えてみてください。

 

 

  【パターンA】

 

   PQ 10億円

   VQ  6億円 v率60%

  ------------------

   MQ  4億円 m率40%

   F   3億円

  ------------------

   G   1億円 g率10%

 

 --------------------------------------------------

 

  【パターンB】

 

   PQ 10億円

   VQ  0億円 v率0%

  ------------------

   MQ 10億円 m率100%

   F   9億円

  ------------------

   G   1億円 g率10%

 

 --------------------------------------------------

 

  【パターンC】

 

   PQ 10億円

   VQ  8億円 v率80%

  ------------------

   MQ  2億円 m率20%

   F   1億円

  ------------------

   G   1億円 g率10%

 

 

 いずれのケースもGは1億円、g率は10%です。

 

 

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