Vol.413【税務署仕様の決算書】

 【税務署仕様の決算書】

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■□  戦略MQ会計・DC・マトリックス会計

■□   社長のための会計学【 マトリックス通信 】

■■   Vol.413 2016/06/20

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▽大阪・2016年7月20日(水)

 利益が見える戦略MQ会計【活用編】

  ⇒ http://goo.gl/gjGMUy

 

▼大阪・2016年7月21日(木)

 利益が見える戦略MQ会計【MQ分析・実践編】

  ⇒ http://goo.gl/jkRKgU 残りわずか

  

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■このメルマガの読者でもあり、

 MQ会計セミナーとMG研修に参加されたTさんから

 メールをいただきましたので、そのまま掲載します。

 

 このメールを読んで、

 

 じゃあ、私もやってみようと思うのか、

 ただの宣伝や売り込みに聞こえるのか、

 

 MQ会計を経営に導入しようとしている方は、

 参考にしてください。

 

 

 <Tさんからのメール>

 

 ●先日の神戸MGでは大変お世話になりありがとうございました。 

  東京でのMQ会計セミナー、そして神戸MGを通して

  本当に、この先に使える会計の考え方がわかるようになりました。 

 

  私、化学系の技術職出身のため、本当に会計がしっくりこなかった。 

  何度本を読んでも、いろんな講義を受けても、全然理解ができなかった。 

  それが、宇野さんと出会い、MQ会計やマトリックス会計に出会い、

  やっと本当の意味で理解できました。 

 

 

 ●今、大阪工業協会主催の「工場経営研究会」というビジネススクールに

  通っており、今週の月曜は「管理会計」について

  税理士の先生からの講義でした。 

 

  MQ会計の図を使って、講義で出された設問を整理すると 

  なんと!面白いように理解でき、すらすらと解答することができました。 

  ものすごくうれしかったです。 

 

 

 ●やっと、やっと、会計がわかるようになりました。 

  MQ会計やマトリックス会計はシンプルで、応用が利くこともわかりました。 

  宇野さんのホームページのセールストークはすべて本物であることを

  実感しました。本当にありがとうございます。 

 

  宇野さんが講義されるMG研修やMQ会計セミナーに、

  また、近いうちに絶対参加します。 

  この感動を伝えたくてメールしました。 

 

 

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■税理士が普段から行っているのが「税務会計」です。

 

 では、どうして「税務会計」というのでしょうか。

 

 税務会計はその名のとおり、

 税務申告のための、税金を計算するための会計です。

 

 税理士の本業は税務です。

 ですから税理士が作る決算書は「税務署(税務申告)仕様」です。

 

 今回は、税理士が作る「税務署仕様」の決算書について

 考えてみます。

 

             ・

 

 法人税は、企業が作成した決算書から税額を求めます。

 もととなる利益は、損益計算書の「当期純利益」です。

 

 決算書は、商法や公正妥当な企業会計の慣行により作成され、

 株主総会の承認等を経て確定します。

 この「確定した決算」における当期純利益(あるいは損失)を基礎とし、

 これに法人税に関する法令の「別段の定め」による一定の調整を加えて

 法人税を算出します。

 

 法人税法22条では、課税所得を次のように定義しています。

 

 

 (各事業年度の所得の金額の計算)

 

  第二十二条 内国法人の各事業年度の所得の金額は、

   当該事業年度の益金の額から当該事業年度の損金の額を

   控除した金額とする。

 

 

 そしてこの条文の後には、

 益金の額に算入すべきものと損金の額に算入すべきものについて

 書かれています。

 

 

 

■会計では、収益から費用を差し引いて利益を求めます。

 決算書に表示された当期純利益は、

 法人税の対象となる課税所得の金額とは一致しません。

 

 整理すると次のようになります。

 

 

 ◎会計上の利益 = 収益 - 費用

 ◎法人税の課税所得 = 益金 - 損金

 

 ◎会計上の収益と法人税法の益金は一致しない

 ◎会計上の費用と法人税法の損金は一致しない

 

 ◎そのために、「別段の定め」による調整が必要

 

 

 問題は「別段の定め」です。

 

             ・

 

 会計のルールで計算された利益は、

 そのまま課税の対象となる所得金額には使えません。

 

 そこで税理士は考えます。

 

 「決算書に表示される利益をできるだけ課税所得に近づけよう」

 

 「そのほうが社長方にとってもわかりやすい」

 

 

 

■税理士事務所は「決算書および税務申告書製造業」です。

 一般の製造業と同じように、生産効率を考えるのは当然です。

 税務申告の際の「別段の定めによる調整作業」は、

 少ないに越したことはありません。

 

 このように、企業が日々行っている月次決算は、

 知らず知らずのうちに【税務会計】になってしまっています。

 

 税理士にとっては、

 会計上の利益(収益-費用)ではなく、

 損金になるのか益金になるのかの課税所得のほうが重要です。

 

 これが「税務署仕様」の決算書です。

 

 中小企業の社長の多くも、これを望みます。

 期末に税金がいくらになるのか、資金繰りに影響するからです。

 

 

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■では、税務署仕様で作られた会計情報は、

 どのように経営に使えばいいのでしょうか。

 そして、会計からしか得られない情報とは、いったい何でしょうか。

 

 税務申告のために作られた会計情報を企業経営に活かすには

 どうすればいいのでしょうか。

 

 今回立ち上げた「社長のための会計事務所」の重要なテーマの一つです。

 

 多くの税理士たちは勘違いをしています。

 税務署仕様の決算書が重要な経営情報であると、、、

 

 決算書ができ上がるまでの過程の情報のほうが、

 じつは社長方にとって重要なのですが、

 税理士たちはそれを無視して、でき上がった決算書のほうに

 焦点を当ててしまっています。

 その先、どんな分析をしようが、社長方の心には響きません。

 決算書は、会計情報のほんの一部にすぎないのです。

 

 

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▼会計情報にしか含まれていない貴重な情報があります。

 資金の流れ、キャッシュフローに関する情報です。

 

 間接法で作られたキャッシュフロー計算書からは、

 ほんとうの資金の流れなど100%わかりません。

 なぜなら、わからないような構造だからです。

 キャッシュとは無関係な項目や勘定科目があちらこちらに

 出てくるからです。

 

 決算書もキャッシュフロー計算書も、会計全体の”ほんの一部”です。

 

 じゃあ、どうするの?

 

 その答えは、

 日々の会計処理のなかにあります。

 

 

▼会計情報を経営に活用するためには、

 会計情報の質を高めなければなりません。

 

 東京・2016年10月14日/15日(金・土)

 社長のためのキャッシュフロー・MG研修【特別編】2日間

 

 おおもととなる会計データの作り方の部分へ踏み込みます。

 

 4月と6月はあっという間に満席になりました。

 8月もすでに満席です。

 

 急遽、10月に開催することになりました。

 参加ご希望の方は、8月のキャンセル待ちの申込みフォームから

 お申込みください。

 

 税理士、コンサルタントの方たちも、ぜひ!

  ⇒ http://goo.gl/fuZaxi

 

 

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■会計情報の具体的な活用方法はこちらです。

 

 ▽大阪・2016年7月20日(水)

  利益が見える戦略MQ会計【活用編】

 

  ・損益分岐点を下げるには固定費を減らす?

  ・限界利益率を上げる?

  ・仕入先を叩いて変動費を下げる?

 

  現実はそう簡単にできません。

 

  いまの管理会計には矛盾が多すぎます。

  机上の話ばかりです。

 

  「利益率の高い商品を売れば儲かる」は間違いです。 

 

  現場でMQ会計をどのように活用すればいいのかを、

  具体例や会計処理のしかたなども交えながら、1日かけてお伝えします。

 

  MQ会計の本質を体験できるエクセルシートを

  参加者全員に差し上げます。

   ⇒ http://goo.gl/gjGMUy

 

 

 ▼大阪・2016年7月21日(木)

  利益が見える戦略MQ会計【MQ分析・実践編】

 

  これはオススメ!

  けっして本には書けない、生々しい実践事例を紹介

 

  分析に対する考え方が根本から変わります。

 

  社長方にとって販売データは「宝の山」!

  建設業にも当てはまる内容のセミナーです。

  戦略的に顧客管理をしたい方も、ぜひご参加ください。

 

  MQは企業が提供する製品や商品、サービスにしかありません。

  ここの部分を追求しないかぎり、その先へは進めません。

 

  ノートパソコンをご持参のうえご参加ください。

   ⇒ http://goo.gl/jkRKgU

 

 

 

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■うちは税務会計ではなく管理会計をやっているから大丈夫! と言う方へ

 

 ちょっと待ってください。

 

 管理会計のもととなるデータは、税務会計のデータではありませんか。

 

 いまの管理会計は矛盾だらけです。

 興味のある方は、こちらをご覧ください。

 

 

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【発行元】株式会社アイティーエス http://www.mxpro.jp/

【発行責任者】宇野 寛  

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