Vol.466【続)永久保存版・これなら決算書の仕組みがわかる!】

 【続)永久保存版・これなら決算書の仕組みがわかる!】
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□■  戦略MQ会計・DC・マトリックス会計
■□   社長のための会計学【 マトリックス通信 】
□■   Vol.466 2018/06/12
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■決算書を「わかりやすく解説しようとした書籍」は
 世のなかにたくさん存在します。
 
 ところが、決算書の「わかりにくさを追求した本」は、
 なかなか見つけられません。
 
 「わかりにくさを追究することで、
  反対に、決算書の仕組みが見えてくるかもしれない!」
 
 と思い、前回から
 
 「これなら決算書の仕組みがわかる!」
 
 と題して、ある企業の事例で決算書を検証しようという試みです。
 
 今回は、いきなり【問題の解説】に入ります。
 いきなり解説を読むと面白味が半減します。
 
 前回の【問題】をご覧になっていない方は
 こちらから ⇒ https://www.mxpro.jp/vol-465/
 
 真剣に取り組むほどに、驚きの結末が待っています。
 
                ・
 
 多くの方から解答を送っていただきました。ありがとうございます。
 フツーの問題にもかかわらず時間を使っていただき、ほんとうに感謝します。
 
 答えは比較的カンタンに求められますが、
 答えに至るまでの計算過程にとても興味がありました。
 
 「なるほど」と頷くような答えなどもあって、
 私自身あらたなアイデアが生まれてきました。
 解答をお寄せいただいた方、
 
 「えっ?、これスゴイ!」
 
 と思うかもしれない【あるもの】を送ります。
 完成するまでしばらくお待ちください。
 
 メルマガの最後に、読者の方々からいただいた解答を掲載しました。
 ご覧ください。
 
 
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■前回の問題、「算数」でフツーに解ける問題です。
 ところが見方を変えれば、
 そのまま「決算書の見る際のポイント」にもなります。
 
 たとえば、
 
 A.この会社は18年前に社長を含め全社員(全員正社員)5人でスタート
 
  >なるほど、この会社はできてから18年になるんだ。
   最初はたった5人で創業したのか!
 
 会計に置き換えると【資本金】です。
 資本金1千万円と記載された決算書は「会社を1千万円で作った」というメモ、
 覚え書き、だと思えば決算書の眺め方が変わってきます。
 
 「資本金が振り込まれたときに【一瞬だけ】1千万円が手元にあった」
 
 そして(増資や減資をしないかぎり)そのまま変わりません。
 
                ・
 
 決算書は2つの表(シート)に分けられます。
 B/S(貸借対照表)とP/L(損益計算書)です。
 
 B/Sは「資産・負債・資本」に分類されます。
 P/Lは「費用・収益」に分類されます。
 日々企業で発生する取引は、この【5つの区分】のどれかに
 必ず当てはまります。
 
 B/SもP/Lもそれぞれの項目(勘定科目)に増減が発生し、
 その結果残高を求めますが、
 決算後はB/Sの残高だけが翌期に繰り越され、
 P/Lの残高は繰り越されません。
 
 逆を言えば、繰り越される勘定科目はB/Sに属し、
 繰り越されない勘定科目はP/L、それだけなのですが、、、
 
 
 
■繰り越されるものと、
 そうでないものとの違いはどこにあるのでしょうか?
 
 今回の問題を
 翌期に繰り越される項目と繰り越されない項目に分類してみます。
 
 繰り越される項目は
 正社員
 派遣パート
 営業/製造/開発/総務/経理/役員の各部署
 
 繰り越されない項目は
 正社員の退職者
 正社員の採用者
 
 これらを決算書のB/SとP/Lにたとえた表が
 
 あえて【無理に】当てはめてみましたが、とくに意味はありません。
 
                ・
 
 5つの区分(資産・負債・資本・費用・収益)は、
 会計独特の概念です。
 
 あるとき、
 
 ふと、思いました。
 
 
 B/SとP/Lを無理に分割しなくてもいいのではないのか!
 
 分けてしまうから相互の関係がわかりにくくなる
  なんで分けるの!意味ねくねえ?(いまふうに・・・)
 
 資産・負債・資本・費用・収益の5つの区分を
  あえて意識しなくてもいいのではないのか!
 
                ・
 
 「B/SとP/Lに分ける」のにはきちんとした理由があるのですが、
 逆に、2つの表の関係性がわかりにくくなってしまいました。
 
 そして重要になってくるのが
 
 【期中の増減をどう捉えるのか!】
 
 です。
 
 
 (つづく)
 
 
 
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読者の方からいただいた解答はこちらです。
 
 時間を割いて送っていただいたみなさん、ありがとうございました。
 なお、解答の受付は終了しました。
 
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▼18年間のマトリックス会計の研究において
 もっとも時間を費やしてきたのが【資金計画】の部分です。
 
 資金の動きを予測する方法はないのか、について考え続けてきました。
 そして「社長方にとって必要なのは予測ではない」という結論に達しました。
 難しい数学を使ったところで、けっして現実には当てはまらない。
 予測ではなく、あくまでも社長の意思を入れた計画にしなければならない。
 
 じゃあ、どうする!
 
 東京・社長のためのキャッシュフロー
 2018年08月25日(土)/ 26日(日)
 
 

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