Vol.496【原価率って何?正しく説明できますか?】

 【原価率って何?正しく説明できますか?】
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□■  戦略MQ会計・DC・マトリックス会計
■□   社長のための会計学 【マトリックス通信】
□■   Vol.496 2019/07/23
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■(ご注意)
 
 これから紹介するのはフィクション、架空の話です。
 
 勉強のためだと思って、少しの間「倫理・道徳」は忘れてください。
 
                ・
 
 ◎Aさんはコンビニの店員です。
  今月は会社の決算、店内とバックヤードの商品の棚卸(たなおろし)を
  任されました。
 
 ◎上司から次のように言われました。
 
  「もし、決算で利益が出たら"臨時ボーナス"を支給します」
  「だからきちんと数えてください」
 
  「えっ、臨時ボーナスがもらえるんだ。がんばって棚卸をしよう!」
 
 
 終わったあとに休憩をしていると
 倉庫の片隅にまだ数えていない商品があることに気づきました。
 
 ざっと見ただけで500個はありそうです。
 
 「ちょっと待てよ、、、」
 「利益が出れば良い思いができる」
 
 臨時の収入はとても魅力的です。
 よこしまな考えが一瞬Aさんの頭をよぎります。
 
 
 この500個を追加したほうがいいのか、、
 それとも、このまま追加しないほうがいいのか、、、
 
 
                ・
 
 さて、ここで質問です。
 
 あなたがAさんだったら臨時ボーナスをもらうためにどちらを選ぶでしょうか?
 
 1.この500個を追加して報告する
 2.追加しないでこのまま報告する
 
 「こんなストーリーはありえない」ということは置いてといて、
 少しの間「倫理・道徳」は忘れて、
 勉強のためだと思って考えてみてください。
 
 
 
■ここから「原価率」の話です。
 
 ・利益を出すには原価率を下げる
 ・原価率を下げれば利益は増える
 
 かりに社長が、
 
 「うちの製品(あるいは商品)は全般的に原価率が高い」
 「だから原価率を一律3%の下げることが今期の目標!」
 
 全社員に伝えたとします。
 
 では、社員の人たちはこれをどのように受け止めるでしょうか
 
 
 「"原価率"や"粗利率"という単語は、営業であれ製造であれ
 所属部署に関係なく知っているはずだ」
 
 と思っていませんか?
 
 では、この言葉の意味(定義)を正しく説明できる人は
 はたして社内に何人いると思いますか?
 
 
 「原価率」という単語を聞いて、
 
 「原価率を下げれば利益は増える」というフレーズを聞いて
 
 何となくわかった気になってしまうのが「原価率」と「粗利率」です。
 
 
 ◎原価率を下げる
 
 
 「原価率」の意味(定義)を正確に知らない人は、
 具体的にどのような行動を起こせば原価率が下がるのかを
 イメージすることはできません。
 
 
 さて、先ほどの質問です。
 
 あなたがAさんだったら臨時ボーナスをもらうためにどちらを選ぶでしょうか?
 
 1.この500個を追加して報告する
 2.追加しないでこのまま報告する
 
 あなたは1と2、どちらを選択しますか?
 
 
 (次回へ続く)
 
 
 
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●昨年、MQ会計に関する一冊の本が出版されました。
 
 そこにはMQ会計でしかできない「利益感度分析」について
 書かれてありました。
 
 これはおかしい!
 間違っている!!
 
 MQ会計が「分析や解説」のツールになっているのです。
 MQ会計の考え方とは「正反対」のことが書かれているのです。
 この内容を信じてしまったらたいへんなことになります。
 
 
●利益感度分析は【額や数】を計算し【率】に変換します。
 MQ会計のなかではf/m比率を除けば唯一【率】の話です。
 
 私はかねがね「経営は率よりも額にこだわるべき!」と言い続けてきたので、
 「率で分析する利益感度分析」についての講義は避けてきました。
 
 ところが、この本がきっかけで深く研究してみた結果、
 利益感度分析本来のあるべき姿が見えてきたのです。
 
 「未来に使える利益感度分析、、、」
 
 現時点での私の考えがまとまりました。
 9月の博多MQ会計セミナーでお伝えします。
 
 博多では3年ぶりのセミナーです。テキストと昼食つき。
 残席わずかになりました。
 
 ▽2019年09月10日(火)
  博多・実践!戦略MQ会計【特別講座】
  詳しくはこちらから ⇒ https://www.mxpro.jp/hktmq/
 
 
 「売上をたった1%増やし、
  粗利率をたった1%上げて、
  労働分配率をたった1%改善するだけで、
  あなたの会社の利益は500万円も増えるのです」
 
 「たった1%、1%ですよ。
  1%程度であればほとんどの会社が改善の余地があるはずです」
 
 このフレーズを見るたびに私は疑問を感じます。
 
 

 

 

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