マトリックス会計

マトリックス会計とは

マトリックス会計には「借方・貸方」はありません。

期末にマトリックス会計表を出力すると、

たった一枚のシートに企業の1年間のすべての取引が表示されます。

会計の資料だと思って見てはいけません。ただのタテヨコ表です。

 

会計の知識は必要ありません。
タテヨコにはそれぞれ同じ項目が並びます。
ただし+(増加)と-(減少)が必ず【対】で存在します。

 

マトリックス会計では、このようにすべての取引を「+・-」で表わすため、
簿記会計が不得手な方でも楽に分かるようになるのです。

 

※簿記会計の知識がある方は、

 ヨコ(列)方向の項目が借方、タテ(行)方向の項目が貸方です。

 

簿記会計で習う「資産、費用」と「負債、資本、収益」は
まったく正反対の性質を持っています。

会計の仕組みをマスターする上でとても分かりにくい部分のひとつです。

しかしマトリックス会計では視覚的に簡単に分かります。

 

マトリックス会計表のサンプルはこちらから
matrix_kaikeihyo.pdf
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マトリックス会計のしくみ

マトリックス会計表の横軸は15列までは「資産と費用」です。
16列以降は「負債、資本、収益」です。

そして15列と16列を境に、[+]と[-]が逆転しています。
これが会計における「借方項目」と「貸方項目」です。

 

「資産と費用」は「借方項目」です。
借方に仕訳された勘定科目は金額が増加することを意味します。

反対に「負債、資本、収益」は「貸方項目」といい、
借方に仕訳された場合には金額が減少します。

簿記会計の初心者が悩む部分です。

 

 

では縦軸を見てみましょう。
横軸と同じ配列なので15行までは「資産と費用」です。
16行以降は「負債、資本、収益」です。

そして同様に15行と16行を境に、 [-]と[+] が逆転しています。


「資産と費用」は「借方項目」です。
貸方に仕訳された勘定科目は今度は金額が減少します。

「負債、資本、収益」は「貸方項目」なので 、
貸方に仕訳された勘定科目はその金額分増加することになります。

 

縦軸と横軸では項目の配列順番は同じなのですが、
 [+]と[-]がまったく逆になっています。

「借方、貸方」の知識は不要です。
会計は「プラスとマイナス」で考えたときにとても分かりやすくなるのです。

 

マトリックス会計は会計そのもの

決算が確定するとコンピューター会計システムでは

翌期に残高を繰り越すために「年次更新処理」を行ないます。 

 

期末に帳簿を締めて新しく翌期の帳簿を作成し、

B/Sの科目の残高を翌期に繰越記入する簿記の一連の作業です。

 

たった一枚のマトリックス会計表には

期首(前繰)からはじまって1年間のすべての取引が集約されます。

そしてその結果、決算への一連の流れが手にとるように分かり、

会計の仕組みを楽に理解することができるようになります。

 

マトリックス会計は「会計恒等式」

マトリックス会計は会計恒等式のカタマリです。

会計そのものであり、これを理解すると仕訳を含めて

会計全体が分かるようになります。

 

マトリックス会計表には前期と当期のB/Sが2枚、

当期のP/LとC/Sがそれぞれ1枚含まれていて、

相互の関係が一目瞭然です。

 

各勘定科目ごとの会計恒等式の「前期繰越の金額」を

寄せ集めて右左に並べたものが前期のB/Sです。

同様に「次期繰越の金額」を右左に並べたものが当期のB/Sです。

 

このように文章で表現するととても分かりにくいのですが、
実際にマトリックス会計で見てみると・・・

 

マトリックス会計についてはこちらの【入門編】がお勧めです

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