経営者にとっての最大のテーマ、
それは、「この先どうすれば本当に利益は増えるのか」
今まで、経営者の方たちにとっての「最重要課題」でした。
◎ 企業が「儲ける」ために注目すべき数字は何か
◎ 利益を生み出すための指標は何か
それはけっして「売上高」ではありません。
売上高を中心に経営を考えると、この先の利益が読めなくなります。
◎ 売上を増やすと ・・・・・本当に利益が増えるのですか?
◎ 経費を減らすと ・・・・・本当に利益が増えるのですか?
◎ 製造原価を下げると ・・・本当に利益が増えるのですか?
次の問題は、「儲けるため」という大前提の話です。
八百屋さん、魚屋さん、床屋さん、飲食店、卸、小売、サービス、不動産、
そして製造業であれ建設業であれ、どんな業種にでも当てはまります。
次のような会社があります。
売 上 高 1000万円
変 動 費 600万円 (変動費率 60%)
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限界利益 400万円 (限界利益率40%)
固 定 費 410万円
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利 益 ▲10万円
○ 売上高が1000万円、変動費は600万円
○ したがって限界利益は400万円(限界利益=売上高-変動費)
○ 固定費は410万円、よってこの企業は赤字の10万円
○ 変動費率は60%、限界利益率は40%
○ 損益分岐点売上高は1025万円
(固定費410万円÷(1-変動費600万円÷売上高1000万円)
ではこの会社の赤字を解消し、5万円の利益を出すにはどうすればいいでしょうか?
これまでの会計では、
○ 売上を上げる・・・売上を3.8%アップすると、、、
○ 原価(原価率)を下げる・・・変動費率を1.5%下げるだけで、、、
○ 固定費削減・・・経費一律4%カット!
これが限界でした。
そして、利益を上げるには「限界利益(率)が重要だ!」
ということで、管理会計の本には次のように載っています。
○ 限界利益 = 売上高 - 変動費
この先の経営を考える上で、この公式は【絶対に】使ってはいけません。
なぜなら限界利益は、引き算ではなく【積上げるもの】だからです。
変動損益計算書を右のような図形で表すと、たしかにわかりやすくなります。しかし、残念ながら、「どのような手を打てば黒字になるか」が、わかりません。
MQ会計で考えれば、いろんな利益アップのアイデアが広がります。なぜなら、MQ会計は「要素法」だからです。
MQ会計をマスターすると、利益を増やすための【基本的な考え方】が、
はっきりとわかるようになるのです。
従来の管理会計とは【根本的に】違います。
経理部長や経理マンのための会計ではありません。
経営者に必要なのは、『儲けるための会計情報と使い方』です。
社員にも簡単に理解できて、かつすばやく経営の意思決定ができることです。
次のような方はぜひご覧ください。
○ 会計を覚えたてで、これから経営に使おうとしている方
○ 変動損益計算書や損益分岐点分析を学ぼうとしている方
○ 経営幹部に利益という概念、そして会計の基本を知っておいてもらいたい方
○ 原価率を下げれば(利益率を上げれば)利益が出ると思っている方
○ 固定費削減、原価低減が利益アップに繋がると信じている方
○ 会計の本を読んで挫折した方
○ 税理士の言うことが「どうもおかしい」という方
○ 会計の理屈が理解できないという方
○ 経営計画の作り方を学ぼうとしている方
会計の常識はMQ会計では通用しません。
経営を会計の常識で考えてはいけないのです。
なんと言っても重要なのが自社製品(商品)の収益力です。
企業の収益構造は、その企業の事業構造つまり、
「 どんな製品(商品)やサービスをいくらで販売しているか」によって
決まります。けっして能率や合理化で決まるものではありません。
重要なのは、製品(商品)やサービスから獲得できるMQが日々必要なFの合計を
いくら上回るか、です。
ところが会計の世界では、粗利や限界利益は
「売上高から原価(変動費)を差し引いたもの」と定義されています。
経営における粗利は【積上げ】です。けっして【引き算】ではありません。
現状がどうなっているか
企業の収益構造を明らかにするために登場するのが「戦略MQ会計」です。
過去の分析はもちろん、この先の未来までわかるというスグレモノです。
なんと言っても一番重要なのは「自社製品の付加価値力」つまり、
「収益構造の一番のもと」を正確に把握することです。
収益を生み出す一番のもと、
それは、、、
「戦略MQ会計」について興味をもたれた方は、ぜひこちらをご覧ください。