社長のための会計学【マトリックス通信】

Vol.331 決算書が読めるって、どういう状態のことですか?

書店には、ビジネスマンや経営者向けに

「初めての人にもよくわかる決算書の読み方」のような本が

たくさん並んでいます。

 

では「決算書がわかる」あるいは「読める」とは、 

どのような状態のことをいうのでしょうか。

 

銀行マン、投資家、経理部長、税理士、経営者、幹部社員、

それぞれの立場によって捉え方が違うと思いますが、

私、宇野寛が考えるおそらくこのようなことであろう、

という状態を列挙してみたいと思います。 

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Vol.506 資本金と内部留保

最近、ワイドショーやニュースを見ていて

「内部留保」という単語が頻繁に出てくることに気がついた。

番組の中でコメンテーターが発言している。

 

「新型コロナウィルスが蔓延し、

 さまざまな方面で経済に影響が出始めている。」

 

実際にPQの減少はGやキャッシュに多大な影響を与えることは

容易に想像がつく。PQ激減で倒産したというニュースも流れている。

さらにコメントが続く。

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Vol.531 どうすれば人は育つ!

先週、大阪・中村社労士事務所主催の

第1回・大阪MG研修2日間が終わりました。

7割が初参加です。

 

私がMGを通して伝えたい、考えてもらいたいテーマの一つが

「どうすれば人は育つ!」

 

初めて参加した女性社労士の感想文の一節です。 

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Vol.529 分析について考える

売上はもちろん伸ばしたいし、

生産効率を良くしたいし、、

営業(販売)力も強化したいし、、、

社員の思考力も伸ばしたい!

当然利益も増やしたい!!

 

じゃあ、この先どうする?!

社長はいろいろ考えます。

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Vol.523 B/S感覚と会社盤

「B/S感覚」というテーマで今回が3回目です。
 
決算書は、ある時点や期間の結果を切りとった「静止画」。
決算書を見やすい帳表やグラフに加工したとしても、
中身は静止画の情報にすぎない。
止まっているので隅々まで観察できる。

 

隅々まで見えるので、細部の余計なところも目につきやすい。
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Vol.521 MQ会計とB/S経営

いつごろだったか、
「B/S経営」という単語が使われていたような記憶がある。
ネットで調べてみた。
予想したとおり、会計(決算書)に関する内容だ。
 
「P/Lはわかりやすいが
 B/Sを読める経営者は少ない」
 
「P/Lは単年度の利益で考えるが 
 B/Sでは長期的な利益(ROEなど)が重要だ」と書いてある。
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Vol.519「き・は・じ」と「く・も・わ」

「き・は・じ」や「く・も・わ」というコトバを
聞いたことがあるでしょうか?
 
今回は、
この「き・は・じ」をとおして
「考える力って何?」がテーマです。
 
テストで正解を選ばされる、
問題には必ず答えがある、 
安易に答えを求めようとする、
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Vol.517 経営者意識を持つ!ってどういうこと?

今回のテーマは、
 
「経営者意識を持つ!」
 
あるTV番組を見ていたとき、
飲食店の店長が社員(部下)に向かって指導している場面が映りました。
 
「もっと経営者意識を持って!」
 
このセリフが頻繁に使われたのは、
料理を作る過程で店長が部下に細かく指示をしているとき。
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Vol.505 日本でいちばん大きな会社の社長の話

ある、大きな会社の話。
 
この会社の社長は、思考力も応用力も想像力も欠けている。
10年先のビジョンを、
自身のことばで社員に伝えることができないばかりでなく、
個人の趣味まで会社の経費にしようとする。
 
日ごろから社長の動向を見ている社員たちは
この先、この会社にいて、
ほんとうに大丈夫なのだろうか?
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Vol.501 センスとスキルとMG

先週、東京で開催したMG研修2日目の講義。
次の○○に何が入るのか、ちょっとだけ考えてみて。
 
コスト○○
原価○○
経営○○
○○会計
財務○○
販売○○
人事○○
 
XXさん、いかがですか?
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Vol.500「日本はもはや教育先進国ではない」ってどういうこと

利益計画を作る際、多くの企業では過去の実績をもとに考えます。
 
・売上は前年比10%増
・経費は昨年より5%増
 
人は何かを決めるのに「基準、もとになるもの」に頼るようです。
原稿を書いている最中に、、、
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Vol.498 キャシュフロー計算書について考える

「経営者は数字で経営を考えなければならない!」
「決算書くらい読めないようでは社長として失格!!」
 
そこで多くの社長たちは決算書を学ぼうとします。
 
税理士たちも、
自分たちが作る決算書をどのように説明しようかと頭を悩ませ、
解説のしかたや分析に工夫を凝らし、
わかりやすい帳表やグラフを作ろうとします。
でも、【これだ!】という根本的な解決策は出てきません。
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Vol.497 決算書は究極のドンブリ勘定

(ご注意)
これから紹介するのはフィクション、架空の話です。
勉強のためだと思って、少しの間「倫理・道徳」は忘れてください。
 
Aさんはコンビニの店員です。
今月は会社の決算、店内とバックヤードの商品の棚卸(たなおろし)を
任されました。
 
上司から次のように言われました。
「もし、決算で利益が出たら"臨時ボーナス"を支給します」
「だからきちんと数えてください」
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Vol.495 まことしやかに言われ続けてきた財務分析の常識

こんなことを聞いたことはありませんか?
 
支払利息が売上高の3%を越えたら危険
借入金の利息は売上高の1%未満であれば問題なし
支払利息が営業利益の50%以上の場合は借入金過多
借入は平均月商(月平均売上)の4ヵ月が限度
 この基準を超えると借入金返済が資金繰りに与える
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Vol.479 やってみなけりゃわからない!?

最近、ある会社の幹部社員と話をしているなかで、
次のような話題になった。
 
部下に仕事を依頼すると
「これって、何のためにやらなくちゃならないんですか?」
 ことあるごとに聞いてくるらしい。
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Vol.454「カネ勘定」について考える

MQ会計セミナーやMG研修で一貫して言ってきたこと、それは、
 
「考える力・創造力」についてです。
 
税理士も社長もコンサルタントも、
学ぶことに前向きな人たちはたくさんいます。
 
ところが、「考える力、創造力(想像力)」が育っていないと、
学んだだけで、その先が一向に進まないのです。
そしてもう一つ、現象となってあらわれてくるのが、
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Vol.340 レンタル業の原価計算

【質問】 

 レンタル業を行っている会社です。

 売上原価はどう計算すればいいのでしょうか。

 

 昨年10万円で仕入れた商品をレンタル料5万円で、

 昨年度に3回、今年度に2回、レンタルした場合、

 今年の売上原価はどう計算するのでしょうか。

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