東京・戦略MQ会計セミナー【実践編】

 2023年10月 6日(金)

決算書からは肝心な部分は何も見えてこない!

ある月の売上計画が1000だったとします。これに対して実績値は800、達成率80%です。社長ならどのような行動を取るでしょうか。税理士やコンサルタントは、どのような分析やアドバイスをするでしょうか。

これらの問題を解決するために必要な情報は、残念ながら決算書(会計)にはありません。

管理会計でも同じです。

販売データは「宝の山」!

社長にとって自社の商品や得意先の分析は必須です。決算分析、経営分析で行き詰った会計人やコンサルタントは、分析や助言に対する考え方が根本から変わります。建設業にもそのまま当てはまる内容のセミナーです。

MQ会計はすべての業種に使えます

MQ会計は、販売・サービス業や製造業はもちろん、土木建築、冠婚葬祭、広告やデザイン制作、情報システム関連など、業種を問いません。企画立案から製作までを一括して行う業種にもおススメです。

エクセルがまったく使えなくても大丈夫!

社長であれば、自身の会社のデータで実践したくなるはずです。税理士、コンサルタントは、この先、企業にアドバイスするにあたって強力な武器を手に入れたと感じるはずです。けっしてエクセルの勉強会ではありません。

このセミナーに参加すると「副産物」があります。エクセルを使った仕事や作業の効率を格段にアップさせることができるのです。

講義内容は、これまで企業で実践してきた経験とノウハウを、具体的で生々しい事例とともに、今回バージョンアップしたものです。参加者自身で習得し、ぜひ経営の現場に活用してください。

セミナーは3部構成です。


[第1部]基礎編・経営に直結するデータの作り方

 この先「MQ最大化」を実践していくためには、コンピューターは必須です。

 しかし、

 エクセルを使っているほとんどの人たちは、

 データをシートごとに入力し、

 決算期ごとにフォルダーを作り、 

 計算式を使って計算しています。

 そして「じゃあ、5年分の業績を分析したい!」というときに、 

 「さあ、どうする!?」で困ってしまうのです。

 経営に使うデータは、 

 シートやフォルダーで分けてはいけません

 分けた瞬間に「ただの紙、ワープロと同じ」。

 タイトルをかっこよくし、網掛けに工夫を凝らし、

 グラフの色をきれいにするという作業に時間をかけてしまうのです。 

 これでは、せっかくのデータを経営に活用することはできません。

 第1部では、

 「経営に活用できるデータの作り方」を中心に、

 サンプルデータを使いながら解説します。

 けっしてエクセルの勉強会だと思わないでください 

 データや情報をこの先活用するための【基本的】な話です 

 ・データはシートやフォルダーで分けた瞬間に使えなくなる

 ・項目行とデータ行を明確に分ける

 ・ピボットテーブルを使って集計表を作る

  (ピボットテーブルはただの集計表ではない)

 ・データを管理する目的 

 ・反省しかできない集計表と行動を起こしたくなる帳表

 ・時間をかけて会議資料を作っていませんか?

 ・分厚い会議資料を「紙」で配っていませんか?

 ・分析に使えない集計表 

 ・これらの基本をマスターするとそのままMQ分析に使える 


[第2部]分析編・分析ってなに?

 MQ最大化を図る上で基本となる分析手法を、パソコンを操作しながら

 解説します。

 エクセルでは表(シート)を作成するのが一般的ですが、

 ピボット分析を活用することで同じデータをいろんな角度から 

 見ることができます。

 えっ、どうして?

 なぜこうなるの?

 ふーん、なるほど! 

 やっぱりそうか、、、 

 これまで気がづかなかった部分が見えてきます。

 ○○さん、過去3年間の得意先ごとの売上データを

 一覧表とグラフにまとめてくれないか 

 今度の会議の資料で使うから

 という上司の指示が出たとします。

 作業者であるあなたは、

 過去の資料から必要な情報を集めエクセルの表にまとめました。

 ところが上司からクレームが出ます。 

 「これじゃわかりにくいからここの項目を入れ替えてくれないか」

 何度か手直しをしながら社長や上司が気に入る資料を作成します。

 これでは経営に活用するというより、報告書を作成する作業です。 

 紙になったとたんに、この先の経営には使えなくなってしまいます。

 前向きの会議に必要なのはその場でデータを自由に操れることです。

 報告書を分析しても反省しかできませんが、

 データを使っての分析はその先のアイデアを生み出します。

 第2部では、「あるデータ」をもとに、 

 ふだん仕事で作成している集計表に置き換えて考えてみます。

 ・分厚い資料を配っても誰も見ない

 ・何のための資料ですか?

 ・分析とはひたすら考えること

 ・得意先別のMQに置き換えて考えると、、、

 ・相対的な比較を行うためには

 ・ぜひ身につけたい○○分析

 ・グループ化機能を使うとすごい分析ができる

 ・MQはM×Q、じつは面積だった

 ・MQ分析への応用  

 ・使い方次第でアイデアはいくらでも生まれる 


[第3部]実践編・分析の手法と考え方・活用事例

 ある企業から依頼されてMQ分析を行ったときのこと。

 社長と幹部役員が一緒になって練習も兼ねての勉強会です。

 「どうせなら自社のデータを使ってやりましょう」 

 ということになりました。

 過去3年5ヶ月分の販売データが揃っています。 

 全体を把握するために3期分の損益計算書を見せてもらいます。

 ① 売上はまあまあ順調に伸びているようだ

 ② しかし利益は3年前と比べて3分の1近くまで減っている

 ③ どうやら原価が高くなっていることに原因がありそうだ 

 ④ 固定費も少しずつ増加している

 なぜ業績が悪化しているのか、社長であればおおよその見当はつきます。

 しかし紙ベース(エクセルの表を含む)でいくら分析しても、

 それが社長であれ、会計人であれ、コンサルタントであれ、

 たしかに気づくものはありますが、

 根本解決のための意思決定にはつながりません。 

 そこでさっそく販売データを使って分析をはじめます。

 ある箇所にきたとき、社長の顔が凍りつきました。 

 それはけっして決算書からはわからない部分だったのです。

 決算期で区切ってしまうと大変な事態に気がつかない

 という事例です。会社全体の重要な部分を社長はじめ、 

 誰も把握していなかったのです。

 社長がほしいのは未来の情報です。「さて、この先どうする?!」です。

 販売データに、ある加工を施し、数ヶ月先まで利益が読める仕組みを 

 提案しました。ぜひ、セミナーで紹介したいと思います。 

 ・3期比較損益計算書を使った練習問題(3期比較P/Lからわかること)

  サンプルの決算資料はこちらで準備しています

 ・決算書(過去)の数字を追って何になる

 ・分析は全体からはじめる

 ・決算期で区切って分析しても肝心な部分は見えてこない

 ・全体のMQは誰が見てるのか

 ・決算後3ヶ月分のデータが重要な意味を持つ 

 ・決算分析の限界 (決算書からはけっしてわからない情報)

 ・あるグラフを見て社長の顔が一瞬凍りついた

 ・MQ会計を実践していない会社ではどうする?

 ・ここまでできる!MQ分析 

 ・先々を読むためのデータ加工 (じゃあ、この先どうする?!)

 会議で分厚い資料を配っても誰も見ない!

 ・何のために会議をしているのですか?

 ・そもそも会議って何ですか?

 ・アイデアの出し方、具体的な改善提案 

 ・この話を聞けば会議のやり方を変えたくなる!

 ※)第3部で紹介する事例は建設業の方にも十分に当てはまる内容です。

 ※)セミナーをより効果的にするために開催までの間も改良を続けます。 

   一部内容が変更になる場合がありますのでご了承ください。 


参加された方々の感想から

分析以外にも発言不要の会議のしかた、アイデアの出し方など

 非常に役に立った。さっそく現場で実践してみたい

たくさんありすぎて、、、営業マン別、月別、期別など自由自在

ムダな資料作成と会議を惰性で行っていたことに気付かされた 

 会議に対する考え方が変わった

何とかならないか、と思っていた答えが出た

 これを機に自身のスキルを上げていきたい

会社に戻ってすぐにやってみたいことがいくつか見つかった 

ピボットテーブルのスゴサ!!帰ったらすぐにやってみたい

決算書をいくら分析しても本質には近づけないことがわかった

 顧客のデータで社長と一緒にやってみたい

ほかの会社の生の事例が聞けたのが非常に参考になった 

 生々しすぎる事例だった

MQ会計を実践するためのデータの有効な活用方法が

 よくわかりました。すべてが使えそうなものでした。

 今日で強烈な武器を手に入れたような気がします。 

 パート2も楽しみにしています。

昨年、宇野さんのセミナーに参加してから、

 税理士は経営者の邪魔はしてはいけない、ミスリードしてはいけない、 

 と強烈に思うようになりました。


ノートパソコンをご持参ください

 エクセル office365/2016以降 がインストールされた

 ノートパソコン をご持参ください。(マウスが必要です)

 【第1部・基本編】と【第2部・分析編】では

  実際にデータを使って講義を進めます。

 セミナーの解説はWindows版のエクセルを使用します。 

 KINGSOFTなど、マイクロソフト社製以外の製品には対応しておりません。

【第1部・基本編】と【第2部・分析編】で使用するデータはセミナー終了後、

  参加者全員に差し上げます。 

【第3部・実践編/活用事例】では、ある企業のデータを使った分析を

  紹介しますが、このデータはお持ち帰りできません。 

  配付するテキストに分析方法が詳しく載っていますのでそちらをご覧ください。

Mac版のエクセルでの参加はできません】

 Mac版のエクセルピボット機能とWindows版とでは、

 機能が大きく異なります 。よってMac版エクセルでの参加はできません。 

 Windows上で動作するWindows版エクセルをお使いの場合は問題ありません。

エクセルのバージョンについて

◎ マイクロソフトエクセル  office365 / 2016 以降

  がインストールされたパソコンに限ります。
 エクセル2013/2010/2007/2003/2002/2000ではご参加いただけません


セミナーで配付するテキストです

 

利益が見える戦略MQ会計

MQ会計実践テキスト(A4カラー・117頁)

 

データを経営にどう活用するのか!

セミナーの内容を詳しく解説したこのテキストは

復習にも使え、これだけでも十分に価値がある内容です。

分析の実務に携わっている方にとっても、

貴重な書籍となるでしょう。 

今回のセミナーのために書き下ろしました。

参加された方だけの特典です。販売の予定はありません。

 


 

【講 師】 宇野 寛

株式会社 アイティーエス 代表取締役

株式会社 西研究所 客員研究員

 

13年間の会計事務所勤務を経て、ソフトウェアプログラマーに転職。その後、MQ会計とマトリックス会計の研究を続けて23年、企業への導入の お手伝いをしています。 

2009年12月に出版した西順一郎先生との共著「利益が見える戦略MQ会計(かんき出版)」は、中小企業経営者の方たちに衝撃を与えています。

 


 

 利益が見える戦略MQ会計(かんき出版)

 

  経営指導した15,000社が 黒字体質に変わった! 

  売上を減らしても利益を出せる!

  原価や経費を増やしても利益を出せる! 

  経営情報を使いこなして儲ける技術   

日  程

 2023年10月 6日(金)

時  間  9時20分~17時00分(受付は9時00分から)

 MQ会計実践テキストと昼食付き

会  場

 東京都港区南青山2丁目

 地下鉄東京メトロ銀座線「外苑前」駅からすぐ

 (セミナー会場の詳細につきましては

  お申込み時の自動返信メールでご案内いたします)

参加資格

 過去にITS宇野寛のMG研修2日間に参加された方

 MG未経験で翌日からのMG研修2日間(10/07~08)に

  参加される方

 MG研修未経験の方は参加いただけません

講  師

 株式会社アイティーエス
 代表取締役 宇野 寛

 株式会社西研究所 客員研究員

持 ち 物

 筆記用具、 使い慣れた電卓(楽な服装でご参加ください)
 エクセルがインストールされたノートパソコンマウス

 昼食を準備しています (昼食中のご質問、大歓迎です)

事 務 局

 MQ会計セミナー運営事務局 東京・オフィスサポート


翌日からのMG研修と一緒に参加する場合は割引があります


お申込みの前にお読みください

受付は先着順です。定員になり次第締め切ります。

 お振込みの確認をもって正式なお申込みといたします。

お申込後に届く自動返信メールをご確認ください。

 自動返信メールが届かない場合には、メールアドレスが間違っているか、

 迷惑メール扱いになっている可能性があります。

東京オフィスサポートが運営事務を行っています。

 セミナー代金の回収はオフィスサポートが代行しています。

自動返信メールが届かない場合には、

 ⇒ こちらからお問合せください


お申込みはこちらから