■グーグルで「税理士 不満」と検索すると、数十万件がヒットします。
そして表示されるのは、なぜか「税理士事務所」のホームページばかりです。
☆今の税理士に不満はありませんか?
私のところではこんなサービスを提供しますよ
と宣伝に必死です。
そして不満の理由を並べたてます。
■おそらく他のホームページを参考にしたのでしょう。
同じような文句が並んでいます。
分類すると次のようになります。
繰り返しますが、これは税理士自身のホームページに掲載された
「税理士への不満」です。
◎業務、サービスに関する不満
・訪問頻度が少ない
・こちら側の意図を的確に把握してくれない
・依頼した仕事の進行、問合せへの対応が遅い
・ミスが多い
・専門用語を並べての説明が多く、話が難しくて理解できない
・こちらから質問しないと新しい情報の提供がない
・自計化に積極的でない
・ITが苦手なので会社のIT推進に積極的な提案がない
・無理に会計ソフトを換えさせようとする
・企業側が会計ソフトで処理しているにも関わらず
税理士事務所で同じデータを再度入力している
・経理処理の基本的な指導がまったくない
・事務所の都合で仕事をする
・新しい税制への認識が浅い
・月次決算の報告が2~3ヵ月後と遅い
・決算対策と節税の有効な助言がない
・定期的な訪問指導がない
・休みが多くて体質が役所と似ている
◎税理士、職員に関する不満
・職員に対応を任せきりにしている
・相談にのってくれない
・税理士の資格がないものが担当である
・職員の能力が低い
・所長税理士が会社に全く顔を出さない
・税理士が高圧的で相談しにくい
・態度が偉そうで気軽に質問ができない
・税務調査の際に税務署寄りの意見に同調する傾向があり、
こちらの意見を代弁してくれない
・不景気で困っているのに先生の車は高級車である
・誠意がない
◎価格に関する不満
・顧問料の見積りやサービス内容と報酬の関係が不明瞭
・年間に支払う報酬額が仕事の割に高い
・どんな些細な仕事を頼んでも請求書が送られてくる
・不景気にも関わらず以前に決めた高いままの報酬が続いている
・形だけの決算分析なのに高額な請求がくる
◎その他経営アドバイスなどの不満
・我社の業務内容に関心がなく的確な指導をしてくれない
・決算書の数字だけで経営指導を行おうとする
・決算分析の中身が何かの本の丸写し
・結局は「売上を増やせ、人件費削減」ではアドバイスにならない
・経営分析さえすれば利益が出ると思っている
・税理士本人が経営を知らない
・とんちんかんで的外れな答えを平気でする
■今は「税理士を選ぶ時代」です。
税理士は経営者から選ばれるのです。