なぜ売上高をPQというのですか?

 

右のグラフをご覧ください。月別の売上高を3期分並べて棒グラフにしたものです。営業マンや部課ごとなど、エクセルを使えば簡単にグラフが作れます。

 

では、何のためにこのグラフを作るのでしょうか。営業にハッパをかけるためかもしれません。売上の実態をわかってもらうためなど目的は様々です。

 

●売上が落ちた

●売上を伸ばせ

●目標売上前年対比1.2倍

●利益が減ったのは売上が大幅にダウンしたから

 

売上は【伸ばすもの】というのが常識のようです。棒グラフで表した売上グラフそのものです。グラフの棒を上に伸ばそうとするわけです。

 

売上は「伸ばす」のではなく「広げる」もの

「売上」と漢字で書くと「ひとかたまり」、つまり売上は増やすもの、伸ばすものという発想になってしまいます。ところがMQ会計では「売上高」とは言わずに「PQ」と言います。PQとは「P×Q」、掛け算です。「要素」で考えるからです。けっしてPQというアルファベットの符号ではありません。

要素なので「PとQ」に分解して考えることができます。すると売上高とはじつは「面積」であるということに気が付きます。

 

売上高を増やすということは、じつは売上高の面積を増やすということだったのです。

 

売上が前年より減ったという場合、P↓なのか、それともQ↓なのか。あるいは両方が原因なのか2次元で考えられるようになり、この先どうすればいいのか、という新しい発想につながるのです。

 

会計を専門用語で説明しようとしていませんか?

管理会計の世界では「変動費、固定費、限界利益」などのような専門用語が一般的に使われています。しかし、決算書をいくら分析してみたところで利益は増えません。この先何をどうしたら良いのかがわからないのです。

 

利益を生みだすのは現場です。現場で働く社員たちに「変動費とは?限界利益が大事!」と言ってみたところで、何をどうすればいいのかイメージができません。その前に、専門用語が出てきた時点で「OUT」です。とても覚える気にはなれません。

 

MQ会計は社員レベルにまで広がったときに真の力を発揮します。P・V・Q・F・Gのたった5つの要素だけで、企業の現状を簡単にわかりやすく表せてしまいます。

この5つの要素が社内の「共通語」になったときに「社長が描く強い会社」に変わることができるはずです。PQ(売上)とはP(単価)×Q(数量)の掛け算なのです。

 

 

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