Vol.566【第2回・戦略MQ会計の3つのポイント】

◆売上が2割増えた!?

決算書では前期の売上高は1,000、これに対して当期の売上高は1,200、

前期と比較して2割増加です。

さあ、あなたの頭の中ではどのような“思考が展開”が始まるでしょうか?

重要なのは売上の中身です。

「全体の売上が2割増えた!?」としても、

どの得意先のどの商品が増えたのか、あるいは減ったのか、MQはどうなっているのか。

 売上が増えたからといって喜んではいられません。

売上は「得意先(お客)と提供する製品や商品サービスの組合せの合計」です。

「どの得意先に何の商品が売れたか」です。

そこで必要になってくるのが「価値のあるデータ」です。

「価値のあるデータ」とは「販売データ」です。

◆MQアップのために必要なのは販売データの蓄積

MおよびMQの情報は販売データの中にあります。

販売データとは、販売管理システム(ソフトウェア)で日々入力している

「納品(売上)伝票」のデータそのものです。

ここには、PやQ、PQやMQに関する情報がすべて含まれています。

販売データは“宝の山”、これを使わない手はありません。

販売実績は、

 1.いつ(日付)

 2.どこに(得意先、顧客)

 3.何を(商品、製品、サービス、工事など)

 4.いくらで(P・M)

 5.どれだけ(Q)

 6.販売(提供)したか(PQ・MQ)

重要な点は、販売実績はエクセルなどで集計表(シート)を作るのではなく

データとして溜めることです。

販売計画は、

 1.いつ(日付)

 2.どこに(得意先、顧客)

 3.何を(商品、製品、サービス、工事など)

 4.いくらで(P・M)

 5.どれだけ(Q)

 6.販売(提供)する計画か(PQ・MQ)

これらの考え方(基本)を学ぶのが「戦略MQ会計【特別講座】」、

具体的な蓄積方法を解説し、どのようにデータを分析していくのか、

これを実践するのが「MQ会計【実践講座2日間】」です。

詳しくは ⇒ https://www.mxpro.jp/seminar/