決算書では前期の売上高は1,000、これに対して当期の売上高は1,200、
前期と比較して2割増加です。
さあ、あなたの頭の中ではどのような“思考が展開”が始まるでしょうか?
重要なのは売上の中身です。
「全体の売上が2割増えた!?」としても、
どの得意先のどの商品が増えたのか、あるいは減ったのか、MQはどうなっているのか。
売上が増えたからといって喜んではいられません。
売上は「得意先(お客)と提供する製品や商品サービスの組合せの合計」です。
「どの得意先に何の商品が売れたか」です。
そこで必要になってくるのが「価値のあるデータ」です。
「価値のあるデータ」とは「販売データ」です。
MおよびMQの情報は販売データの中にあります。
販売データとは、販売管理システム(ソフトウェア)で日々入力している
「納品(売上)伝票」のデータそのものです。
ここには、PやQ、PQやMQに関する情報がすべて含まれています。
販売データは“宝の山”、これを使わない手はありません。
販売実績は、
1.いつ(日付)
2.どこに(得意先、顧客)
3.何を(商品、製品、サービス、工事など)
4.いくらで(P・M)
5.どれだけ(Q)
6.販売(提供)したか(PQ・MQ)
重要な点は、販売実績はエクセルなどで集計表(シート)を作るのではなく
データとして溜めることです。
販売計画は、
1.いつ(日付)
2.どこに(得意先、顧客)
3.何を(商品、製品、サービス、工事など)
4.いくらで(P・M)
5.どれだけ(Q)
6.販売(提供)する計画か(PQ・MQ)
これらの考え方(基本)を学ぶのが「戦略MQ会計【特別講座】」、
具体的な蓄積方法を解説し、どのようにデータを分析していくのか、
これを実践するのが「MQ会計【実践講座2日間】」です。