Vol.576 会議の質を上げる


今回のテーマは、

 

「会議の質」についてです。

 

その前に、「会議とは何か?」を意識していない会議が多い、

と常々感じています。

 

「MQ会計を導入したいのですが・・・」

 

社長から相談を受けるのですが、

「MQ会計を使って未来の話」をするうえで、

「日々の会議で何が行われているのか」が、とても重要になってきます。

 

つまり、「会議の質」の話です。

 

MQ会計で未来を見るためには、

会議の質を上げていかなければなりません。

 

           ・

 

MQ会計を導入したいと相談を受けたとき、

 

「第1段階(Step1)の目標を"計画と実践(実行)"にしませんか」

 

と提案します。

具体的には、

 

「計画と実績の検討を、会議のやり方をとおして考えてみませんか」、

という提案です。

 

「PやQを使って社内で共通言語を作りたい」

 

それはそれでいいかもしれません。

 

「MQ会計を社内の共通言語にしたい」という社長たちも多い中、

それは通過点、初期の段階にすぎません。

MQ会計を社内で使った先に、

もっと大きな目的や目標があることを知ってほしいのです。

 

 

 

私が考えるMQ会計の第一段階の目標(ゴール)は、

「計画を具体的に実行(実践)する」です。

 

経営計画や事業計画を作る場合、

数字をまとめる際は、会計の仕組みを使います。

 

大手企業では「予算管理」。

この場合、管理会計の「CVP分析」が主軸になります。

CVP分析とは、費用を変動費と固定費に分解して予算(未来)を考える方法。

当然、実績と計画を検討する際にもCVP(変動費・固定費)を使います。

 

しかし、それは会社の内部に向けての発想が中心になる。

ざっくり言うと、

 

管理会計に置けるCVP分析とは「コスト」の分析手法です。

 

・部署ごとの売上達成率は?

・部門ごとの変動費率(限界利益率)は?

・固定費は予算に対してどうなのか?

 

CVP分析を使って会議を行うということは、

コスト、つまり内向きの話、内部中心のテーマになってしまうのです。

 

そもそも、CVP分析(管理会計)は、"コスト(内向き)"が中心の話。

この点でMQ会計は大きく異なります。

 

「MQ会計で考える」こと自体、「会社の外に意識を向ける」こと。

MQ会計における計画のメインテーマは、

「MQ>Fをどうやって達成するか」です。

v率もm率も「結果」にすぎません。

計画に対してのm率やv率に焦点を当ててしまったら、

ただの管理会計(CVP分析)になってしまいます。

 

MQ会計を使って会議をする、ということは、

必然的に「視点が外向き」になることを意味しているのです。

 

 

 

計画が1000、

これに対して実績は800だったとします。

 

さあ、どうする!?

 

ふだんから「反省会」や「言い訳大会」の会議をしていると、

アイデアや発想は湧き出てきません。

 

そこで、MQ会計を導入したいという社長には、

「MQ会計を使った質の高い会議」を提案しています。

 

「質を上げる」とは、

 

MQ会計をとおして「思考力(=数学力)」を磨くこと。

 

会議をとおして「発想力(アイデア力)・創造(想像)力」を鍛えること。

MQ会計やMGに含まれる「思考力・応用力・想像(創造)力」を活用する。

 

会議を「個人の成長の場」として捉えます。

最終的には人間力・人格を磨き、「知的な人間」を目指します。

 

           ・

 

では、ふだん行っている会議、どんな会議ですか?

マンネリ化していませんか?

反省会になっていませんか?

「ガンバります!」の決起集会になっていませんか?

発言する人としない人、毎回決まっていませんか?

 

そもそも、計画って何ですか?

それは「わくわくする計画」ですか?

 

会議って何をする場所なのですか?

 

今回は、4月の「埼玉・川口MG2日間」をとおして、

講義の中で実験したいと思っています。

 

 (つづく)

 続きはこちらから ➡ Vol.577 会議の質を上げる(その2)

 

 

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【発行責任者】宇野 寛
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