■今回のテーマは、
「会議の質」についてです。
その前に、「会議とは何か?」を意識していない会議が多い、
と常々感じています。
「MQ会計を導入したいのですが・・・」
社長から相談を受けるのですが、
「MQ会計を使って未来の話」をするうえで、
「日々の会議で何が行われているのか」が、とても重要になってきます。
つまり、「会議の質」の話です。
MQ会計で未来を見るためには、
会議の質を上げていかなければなりません。
・
MQ会計を導入したいと相談を受けたとき、
「第1段階(Step1)の目標を"計画と実践(実行)"にしませんか」
と提案します。
具体的には、
「計画と実績の検討を、会議のやり方をとおして考えてみませんか」、
という提案です。
「PやQを使って社内で共通言語を作りたい」
それはそれでいいかもしれません。
「MQ会計を社内の共通言語にしたい」という社長たちも多い中、
それは通過点、初期の段階にすぎません。
MQ会計を社内で使った先に、
もっと大きな目的や目標があることを知ってほしいのです。
■私が考えるMQ会計の第一段階の目標(ゴール)は、
「計画を具体的に実行(実践)する」です。
経営計画や事業計画を作る場合、
数字をまとめる際は、会計の仕組みを使います。
大手企業では「予算管理」。
この場合、管理会計の「CVP分析」が主軸になります。
CVP分析とは、費用を変動費と固定費に分解して予算(未来)を考える方法。
当然、実績と計画を検討する際にもCVP(変動費・固定費)を使います。
しかし、それは会社の内部に向けての発想が中心になる。
ざっくり言うと、
管理会計に置けるCVP分析とは「コスト」の分析手法です。
・部署ごとの売上達成率は?
・部門ごとの変動費率(限界利益率)は?
・固定費は予算に対してどうなのか?
CVP分析を使って会議を行うということは、
コスト、つまり内向きの話、内部中心のテーマになってしまうのです。
そもそも、CVP分析(管理会計)は、"コスト(内向き)"が中心の話。
この点でMQ会計は大きく異なります。
「MQ会計で考える」こと自体、「会社の外に意識を向ける」こと。
MQ会計における計画のメインテーマは、
「MQ>Fをどうやって達成するか」です。
v率もm率も「結果」にすぎません。
計画に対してのm率やv率に焦点を当ててしまったら、
ただの管理会計(CVP分析)になってしまいます。
MQ会計を使って会議をする、ということは、
必然的に「視点が外向き」になることを意味しているのです。
■計画が1000、
これに対して実績は800だったとします。
さあ、どうする!?
ふだんから「反省会」や「言い訳大会」の会議をしていると、
アイデアや発想は湧き出てきません。
そこで、MQ会計を導入したいという社長には、
「MQ会計を使った質の高い会議」を提案しています。
「質を上げる」とは、
MQ会計をとおして「思考力(=数学力)」を磨くこと。
会議をとおして「発想力(アイデア力)・創造(想像)力」を鍛えること。
MQ会計やMGに含まれる「思考力・応用力・想像(創造)力」を活用する。
会議を「個人の成長の場」として捉えます。
最終的には人間力・人格を磨き、「知的な人間」を目指します。
・
では、ふだん行っている会議、どんな会議ですか?
マンネリ化していませんか?
反省会になっていませんか?
「ガンバります!」の決起集会になっていませんか?
発言する人としない人、毎回決まっていませんか?
そもそも、計画って何ですか?
それは「わくわくする計画」ですか?
会議って何をする場所なのですか?
今回は、4月の「埼玉・川口MG2日間」をとおして、
講義の中で実験したいと思っています。
(つづく)
続きはこちらから ➡ Vol.577 会議の質を上げる(その2)
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