013.MQ会計とコンサルティング(その4)

これまでの常識を疑う!

興味深いこの2つの事例を

 

受講者が経営者(実践する側)だったらどのように感じるのか、

受講者がコンサルタント(伝える側)だったらどう思うのか、

どのように受け止め、どちらを実践したいと思うのか、

ここが重要だと思いこの事例をあえて紹介しました。 

 

数字が苦手な経営者は、

もしかしたら「肩書のエライ先生」が言ったことを信用してしまうかもしれないし、

ますます赤字が増える結果になるかもしれません。 

 

ところが、研修に参加した彼(指導員)は

最初のコンサルタント(伝える側)の話を

「これはオカシイ!」と思ったようです。 

 

偉い先生が言ったから、、、 

 

ではなく 

 

これはオカシイ!と思う「思考力」を経営者に伝えていかなければならない。

同時に考える力も伸ばしていかなければなりません。 

私が現場で「分析も解説もしない」理由の一つです。  

 

もし読者が「伝える側の人」だったら、

「○」か「×」で考えてみてください。 

 

1.粗利益率を上げるには率の高い商品を多く売ればいい

2.飲食店では原価率を30%~35%以内に抑えられれば利益が出る

3.赤字の原因の一つは粗利益率が落ちていることだ

4.MQの平均値は高いほうが良い

 

5.流動比率は200%以上が望ましい

6.労働分配率は50%以内に抑えるべきだ

7.経常利益率は10%はほしい 

 

MQ会計では、「m率を上げればGは増える」は成り立ちません。

MQ会計を実践するうえで「これらに対して疑問を持つこと」が重要です。

そうでなかったら、会計の延長で終わってしまいます。

真の問題にはたどり着けません。

 

⇒ MQ会計は商材にはなりえない! 続きはこちらから >  

  


 メルマガをご希望の方は、こちらからご登録いただけます

 ⇒ 社長のための会計学【マトリックス通信】