財務分析の起源

決算書を作るための訓練をし、しくみが理解できるようになると、

その先に待ち受けているのが決算分析、財務分析です。

会計を学ぶ動機はひとそれぞれですが、

決算書を読めるようになる、作れるようになるという目標を達成すると、

もうちょっと高度なことができないか、と考えはじめます。

そしてその先にあるのが決算分析、財務分析、経営分析です。

 

自社の、あるいはほかの企業の財務状況を分析できるようになると、

今度は、それを使っての助言や指導、、、

多くの会計人やコンサルタントがたどる道です。

経営分析は、いつ、どこで、誰が、何のために考え出したのか、

知りたくなりました。ネットで調べると次のような記事が見つかりました。

 

世界大百科事典 第2版の解説

財務諸表を中心とする財務情報や企業内外の諸情報を用いて、企業活動の適否を吟味したり企業資本を評価すること。財務諸表分析ともいう。分析目的により、信用分析、投資分析、内部管理分析などに分類することができる。

アメリカでは、19世紀に萌芽が認められ、その後企業規模の拡大、金融市場と証券市場の発達、会計制度の標準化を背景に徐々に整い、第1次大戦前後に確立し、第2次大戦後さらに発展した。日本ではこのアメリカの影響が強い。

 

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説)から一部抜粋

経営分析は、アメリカにおいて銀行業者が、融資先や投資先である企業の債務返済能力や財産状態の良否を知るために貸借対照表の提出を求め、これを詳細に分析したことに起源するといわれる。これは信用分析とよばれ、現在でも銀行の審査部で行われている。

その後、投資家の立場からする企業の収益性や成長性を重視するような投資分析、国の産業行政運営の資料をつくるための経営分析などが行われるようになり、第一次世界大戦後には、企業内部者(管理者)の立場からする業務管理目的の詳細な数値を使用した原価分析や損益分岐点分析などへと発展した。さらに最近は、大規模企業内部の部門や事業部、関連会社の経営分析から国際間の企業比較までに及ぶとともに、連結財務諸表制度の導入とともに、個別企業のみならず企業集団(在外子会社も含む)全体の経営分析を行うことが必要不可欠になってきている。

 

さらに調べていくうちに、ある日本人の学者が書いた古い文献に

行き着きました。そこには次のような記述があります。

 

「財務分析の数値を使った企業分析は、その出発点において信用分析を目的とした比率分析として登場する。本節では、こうした比率分析のアメリカにおける展開過程を、ジェームズ.O.ホリガンの論文に基づいて素描しておこう。」

 

古い文献のためなのか、学者の文章だからなのか、難しい言い回しが多く、

解読?するのに時間がかかりました。抜粋要約してお伝えします。

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